映画人九条の会は、「映画と講演の集い・第2弾」として、海南友子監督のドキュメンタリー映画「にがい涙の大地から」の上映会を行います。
日本軍は敗戦時、所有していた毒ガスを隠すために、中国各地に組織的に投棄して逃げました。いまも中国には、毒ガス弾だけで70万〜200万発が眠っていると言われています。戦後に、それらの兵器で死傷した中国人は、およそ2000人。2000年代に入ってからも、毒ガスや砲弾が工事現場などから見つかって死傷者が出ています。
映画「にがい涙の大地から」は、海南友子監督がハルビンで父親を砲弾事故で殺された27歳のリュウ・ミンと出会ったことから、1年がかりで砲弾事故の実態を取材したドキュメンタリーです。
この上映会には海南友子監督も参加され、ご講演されます。どなたでも参加できます。多くの皆さんのご参加をお待ちしています。
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